私は本を読んでいて感銘を受けた箇所は本の角を折るようにしている。この本を読み終わって,それが一つもないことに気が付いた。最近では珍しいことである。なぜ,そうなってしまったのかは明確にはわからない。しかし,この本を読み終わって,「内容が軽い」という印象を受けたことがその一因であろう。確かにアップルやソニーのことについて触れられているのだが,今まで私が読んだ本以上のことは特に書かれておらず,雑誌を読………か新しいもの」こそが私の知りたいものであったが,それに関してはそのヒントすら書かれていない。そういう意味で,この本から新しい発想が生まれことはなかったのが残念。
このレビュアーはお薦め度を3としています。
おそらく、本書の評価は大きく二分されることと思われる。一つは、既に著者の blog で読んだ内容の反すうないしはキーパースンとの対談に新たな発見はないというもの、二つ目には、ユーザエクスペリエンスを「おもてなし」と定義した(ちなみに、この定義は著者によるものではないと本書中に記されている)慧眼への評価、である。
前者の評価を加味することは避け得ず、星5個に満たない部分はそこから来る不満を反映したつ………る。このあたりの評価を星3つとしたい。
構成を再考するならば(学問・研究上の)工学的要件を備えたであろうと思うと、いささか残念なところはある。次作に期待したい。
このレビュアーはお薦め度を3としています。
第1章が本書に求めていたもので、タイトルに準じたものはここにだけで記載されている。
YouTube に負けた Google とソニーがなぜ iTunes + iTunes Store + iPod や iPhone を作ることができなかったのか。正直、ここを読むだけでも十分面白い。
簡単にいうと、アップルが作るものには「もてなし(user experience)」があり、
今のソニーやマイクロソ………すけど。
著者の中島さんはアスキー、マイクロソフトで技術者であったことは知っていましたが、当にマイクロソフトのキーマンだったことを知り、正直驚きました。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
中島さんのブログの熱烈ファンの間では「ブログ記事の寄せ集め」としてあまり評価は高くないが、中島さんのブログを読んだことがない人、また僕のようにたまにしか読まない人にとっては非常に価値の高い本だと思う。
だいたい優れたブログの書き手がたくさん現れてきたので、面白いブログを全部読めるはずがない。こんな風にブログのエッセンスをまとめてくれるのは非常にありがたい。これからもこんな感じで人気ブログをどんどん………んのこれまでの生き方や現状認識に学ぶことが多かったです。
http://it.blog-jiji.com/0001/2008/03/post_ca66.html
このレビュアーはお薦め度を5としています。
中島さんが本書で教えてくれるマイクロソフトでのソフトウェア開発の主導権争いの生々しいエピソードは初耳でした。
マイクロソフトの製品開発に深くコミットしていた日本人がいた、ということがまず驚きです。
もっとびっくりしたのが、西村ひろゆき氏との対談でグーグルの弱点を指摘していること。西村氏の「僕はグーグルにしかない価値が何なのかわからない」という評価に対し、中島さんも
「グーグルは検索で、1……… がしますね。
ウェブ2.0ブームとひと味違うIT現場からの発言は、新鮮です。
今までにないインターネットの将来像の見方を教えてくれるかもしれません。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
この書評の本は・・・・・ おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書 55)