昨今、イノベーション流行(はやり)で、技術イノベーション、
製品イノベーション、ビジネス・イノベーション、
マーケティング・イノベーションなどなど、
あちこちで語られることの多い「イノベーション」。
しかし、企業や組織の経営管理については、組織の階層構造や課業管理などの
点で、実は100年前のテイラー時代のアイデアが根本にあって、
経営管理そのものは、「不変」「普遍」と思いこんでいます。
しかし………」「抽象的な話」な予感がしますが、
実際には、内容のわりには、文章が平易だし、具体例や他文献の引用も
織り込まれて、この手の堅い本にしては、読みやすいです。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
経営改革ではなく、
経営マネジメントそのものについて
ここまでフォーカスされている本を初めて読みました。
秀逸で、かつ事例がとても興味深いです。
特に参考になったのは、以下の3つ。
1.EBO(新規事業機会)の育成を目的とした経営管理プロセス:
・既存システムを並存させ、新システムで補完
・本社戦略室とホスト事業部とのハイブリット構造
・評価基準を明確にする(EBO件数、早期デ………分析をした結果に基づく、
非常に足元の固い取組みの積み重ねによって獲得できたものです。
単に事例紹介に終わらせない、再現性への示唆が富んでおり、★5つです。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
10年くらい前に「コアコンピタンス経営」で衝撃を与えた著者が新たに問いかける21世紀の経営課題とはなにか?
産業革命以来経営者の課題は生産性を挙げることでした。テーラーの「科学的管理法」より延々と受け継がれたこの課題に対する解決手法は新たなビジネスモデルの出現でも基本的には変わっていません。本書はこの事実をいくつかの例を挙げて説明するとともに、新たなビジネス環境に適応したマネージメントが何故できて………すく教えてくれます。前作もそうですが、重要なことを非常にわかりやすく書かれていますので、経営に携わる方はもちろんあらゆるマネージメントに関わる人にお勧めします。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
マネジメントの枠組みそのものを打破し、新境地へと誘う一冊。
とにかく説得力がものすごいです。そして、内容がほんとに深い。
イメージの世界と現実の世界を行ったり来たりしながら、
何度も読み込んでいくと、わかることが増えてきます。
取り組みが実際に出来るためには、
多くの難しさを乗り越えなければなりませんが、
マネジメントによって出来ることの可能性が、
この一冊を読んだことによってすごく広がったように思いました。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
過去100年くらいの間に、テクノロジーが非常に大きな進歩・発展を遂げたことは周知の事実であるが、さて、マネジメントの方法論については同様に大きなイノベーションはあっただろうか?著者によれば、20世紀初頭のF.W.テイラーの科学的管理法とM.ウェーバーの官僚組織のコンセプトは、(それ以前には存在しなかった)大企業のマネジメントを可能にしたという意味で大きなイノベーションであったが、それ以降は、同じよ………提供するのではなく、マネジメント手法のブレークスルーを起こすべく、考えるきっかけや材料を提供することを目的に書かれた本である。非常に意欲的で刺激的な内容である。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
「経営管理イノベーターの誰一人として、ビジネススクールで学んではいない」「ビジネススクールで学んだら、たくさんの英知を取得できるが、たくさんの型にはまった考えも身につける」。
イノベーションという発想を、特に経営管理手法そのもののイノベーションという形で焦点をあてて論じているところに本書の新しさがある。また、優れたリーダによるトップダウン手法の長所が強調されがちな経営科学の分野で、むしろ著者は………ーがトヨタの優位を理解するには、20年近い歳月がかかった...(中略)...現場労働者の知性を侮る姿勢はそれほどひどかったのだ」というところは苦笑してしまった。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
これまでの経営管理=マネジメントの枠組みそのものが困難に陥っている論拠が、非常に説得力を持ってまとめられています。
同時に、これからの経営管理=マネジメントの方向性を明晰な洞察に基づいて示しています。
ハメル氏は、21世紀の経営管理イノベーターは、1.業務効率を高めると同時に戦略面での適応力も高めなければならない、2.ルールを破壊する斬新なイノベーションをどんどん生み出さなければならない、3.社員………をはかる取り組みを他者に先んじて実践できるかどうかだと感じました。
経営者・事業責任者は、一刻でも早く、この本を読んでいただきたいという想いを感じた一冊です。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
久しぶりの読みごたえ。
同系統の書籍を一時大量に読んだのでしばらくは必要ないと
感じていたが、軽い気持ちで読み始めました。
タイトルからはもう少し違うイメージを受けましたが、内容は
まさにマネジメントの王道でした。
細かい内容は他の方にお任せしますが、我々のような40歳手前の
中堅社員から管理職で既にバリバリマネジメントされてる方には
必読といえるぐらいの価値があります。
新発見の連続という………の悪い人間は機会があるごとに何度も
読んで愛蔵書にしたいと感じました。
文句なく5つ星です。
久々の良書ですので、是非同じ感覚を味わっていただければ幸いです。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
この書評の本は・・・・・ 経営の未来