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2001年短答本試験感想(2000/06/2)


 それにしもここまで自分が物好きだとはあきれるばかりですが、私も2001年短答本試験を本気で解いてみました。
 36点です。まこんなもんでしょか。しかし、7か月間、実務に就いて受験勉強などとは全く縁の無かったことを考えれば、よくとれたもんだ、と思います。去年の夏の論文試験からは10か月、実務の知識は増えれども、受験の知識は抜けていくばかりでしたので・・・。

さて、科目別の点数は・・・

簿記 8問
財表 7問
原計 5問
監査 6問
商法 10問
(正解は大原の解答による)

でした。
全体としては、去年よりもちょっと難しかったかな・・・。特に監査が難しかったですね。簿記はやさしくなった。原計が難しくなった、というより、私の実力が落ちているが如実に感じられた。財表もちょっと細かい部分が聞かれましたね。商法は例年通りですか・・・ちょっと細かくなったかも。
 ボーダーは去年と同じか、ちょい低いのでは。

時間配分は次のとおり。

商法 15分
財表 15分
原計 60分
監査 17分
簿記 43分

計 2時間30分

実は、解いているうちに、パワーがなくなってきて、2時間半で打ち切りにしました。一通り全部の問題に目を通し、原計、簿記の時間がかかりそうなのを飛ばしておいて、最後の30分に、その中から1問か2問ゲットしようと思っていたのですが、この繁忙期の中、私のパワーが持ちませんでした(土曜日の仕事終わりの3時間はちょっと厳しかった・・・)。ま、しかし、捨てる問題はきっぱりと捨てれば、ある程度、点がとれるという好例ではないでしょうか。

では1問1問いきましょか。解いた順にいきます。(問題番号のあとの○×は、私が正答したかどうかです)

商法
問題41  ○
 ウが明らかに誤りであることがわかります。有名な判例ですね。そして、ウが入っている選択肢は1(アウ)か5(ウエ)、エはだいぶ前に論文試験に出たネタですね。総則・商行為からの論文出題としては一番、最近のやつです。この時点でほかの選択肢を吟味するまでもなく、3です。もちろん、一応、他の選択肢も検討しましたが・・・。

問題42  ○
 これはまちがえちゃいけない。会社が成立する前に株主が誕生するわけないですね。

問題43  ○
 ちょっとこれは迷いました。条文通りだと1も正しいですからね。ただ、解釈で会社に対しては無効でも当事者同士なら有効という説がありますから、もうひとつ正しいオですね。

問題44  ○
 ちょっと難しいですね。ただ、エ、オがあきらかに間違いなので、1(アウ)、2(イウ)に絞れます。イが正しい確立80%の感触で3。

問題45  ○
 これは落とすとまずい。

問題46  ○
 これも落とすとまずい。

問題47  ○
 イの選択肢が難しいですが、あとはとても代表的な判例。

問題48  ○
 ちょっと惑わしいが、ウがあきらかに○。

問題49  ○
 こまけー問題。いやらしいですね。でも、エはものすごく有名な点なので、正答率は高いかも。

問題50  ○
 各種会社をしっかりやった人は、なんなく正解するはず。

ーーー商法は、例年通りだとは思いますが、ちょっと細かい部分がありました。しかし、明らかに正解、明らかに誤り、の部分をしっかりと把握すれば、点はとれたかな?

財表
問題11  ×
 一般原則からきましたか・・・。これは難しいですね。最初は簡単そうにみえてたのだけど、すべて、×になってしまった・・・。特にイの選択肢は、どうなんでしょね・・・。理論としてはわかるけど、学者の嫌な面がでてますね。

問題12  ○
 これはイウが間違っているのは明らか。

問題13  ○
 取替え法は、直近の投入資本が費用化されるのだから、LIFOと類似でしょう・・・。
 問題12,13は、飯野本を読んでいれば、おそらくなんなく正答できたはず。

問題14  ○
 ちょっとひっかけっぽいですね。しかしまあ、基本的論点でしょう。

問題15  ○
 アについては、知らない人もいるでしょう。オも現場で考えるのは苦しいかも。しかし、他が基本的な選択肢なので、正答はできるはず。

問題16  ×
 へへ、連結はだいぶわすれちゃってましたね。受験生の方がこれは解けるかも。

問題17  ○
 外貨基準の基本的な部分。これはヤマだったし、みなさんできたのではないでしょうか。

問題18  ○
 これは難しい。他の選択肢が基本的なものですから、そこと手がかりにするしかないですね。
 私も正答はしたものの、自信はありませんでした。

問題19  ×
 うひー勘違い。オが○と思ってしまいました。

問題20  ○
 でました中間。私は中間監査をやったのでよくわかるが、受験生には厳しいでしょう。捨ててもいいかも。

ーーー財表は新基準、大爆発ですね。でもこれで論文の出題が読めるかも・・・。

原計

問題21 ×
 ひっかかってしまいました。「製造原価」を心の中で「売上原価」と読んでいました。

問題25  ×
 計算はおいといて、理論からかたずけていきました。原計は監査であまりタッチしなかったので、かなり忘れてますな・・・。

問題27  ○
 これはサービス問題ですね。私の原価企画のヤマを信じていた人は、1問ゲット!

問題28  ○
 時間のかからなそうなものをじっくりと選んでいきました。これは基本的ですね。

問題22  ○
 これもまあまあ基本的。マークアップ率の意味さえわかれば解けるでしょう。
 経済選択者にはちょっとだけ有利か。

問題24  ○
 基礎マスターレベル。良問ではあります。平均法さえ間違わなければ大丈夫。

問題29  ×
 あらま、拾い漏れ。受験生時代も、この系統の問題は苦手でした。機会原価って難しいですね。

問題23  ○
 えらい時間がかかりました。懐かしい感すらある・・・。

問題26、30については、時間がかかりそうだったので、全く手をつけていません。

ーーー原計は、私の実力不足です。はい。

監査
問題31 ○
 問3が難しいですが、消去法で正答できるでしょう。

問題32  ○
 脇田先生の本を読んでいれば、アイウエがわからなくても、絶対にオが間違いなのはわかるはず。基本書主義万歳!!

問題33 ×
 これは誰もできないんじゃない。細かすぎます。試験委員の見識を疑う。

問題34  ×
 33と同様。試験委員は反省しなければならない。
 ちなみに33、34のような問題に時間を使ってはいけません。さっとね。

問題35  ○
 イがあきらかに×。アも×くさいが、イの方が明らかでしょう。

問題36  ×
 エがあきらかに×ってのはわかるのだけど・・・。私は2(イエ)にしちゃいました。

問題37  ○
 注意深く読めばひっかからないでしょう。いかに冷静になれたかが勝負。

問題38  ○
 ちょっとひっかけっぽいけどね・・・。

問題39  ×
 へへ、自分で予想したヤマで間違っちゃいました。

問題40  ○
 これは基本的。

ーーー監査は難問と易問の差がはげしいですね。平均点は低いでしょう。4〜5問じゃないですか。

簿記
問題1  ○
 基本的な問題。受験生の正答率も高いでしょう。私のヤマははずれましたね。

問題2  ○
 これも基本中の基本ですな。

問題3  ○
 ちょっとひねってありますが、落ち着けばとれるでしょう。意外に良問です。こういう問題は、試験場でアセると解けなくなる問題ですね。本番で舞い上がる人が落とす問題。

問題4  ×
 こんなの解いちゃだめですよー。私は、最初にざっとみた時から、この問題は捨てると決めました。この問題に費やした時間は15秒だけです。もし、本番なら選択肢から選んでいることでしょう。

問題5  ○
 ちょっとまどわしいですね。これは落としても仕方ありません。

問題6  ○
 おいしい問題。研究開発費の処理をしっている人にはボーナス問題。知らない人は、捨て問候補。

問題7  ○
 時間はちょっとかかるが、落ち着けば、絶対にとれる問題。

問題8  ○
 多くの受験生は解けなかったのでは?帳簿組織が好きな私にはウェルカム問題。でもこれをあわてず解くのは結構大変。

問題9  ×
 捨て問。処理も忘れました。

問題10  ○
 ひっかけにさえ気をつければなんてことないボーナス問題。

ーーー簿記に関していえば、総じて良問が多かったように思います。試験場でいかに落ち着いて対処できたか。舞い上がってしまった人は間違えまくったでしょう・・・。前にも書きましたが短答はあわてんぼを落とす試験でもあるのです。レベルとしては基礎マスターレベルであり、簡単な部類。基本書主義はある程度、有効だったと思います。特に、問題2,3,8。


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