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商法よしなし事

すでに長瀬講師は、LECを去っていますが、氏の図解テキストをお持ちの方もいるはず。なので掲載しました。


こんばんはすぽっくです。


 長瀬講師の図解テキストはただ論点と図解化したというよりも、商法をいろんな切り口でまとめて図解したもの、と私は理解しています。私の場合は、骨格も覚えようと努力しましたが、理解が深くなるにつれ、その必要もなくなりました。理解したら、あの骨格ぐらいはあたりまえのものとして身に付くのです。私は理解のために図解テキストが大いに役立ちました。商法を貫く利害調整原理やバランス感覚、法理論的考え方、を図解テキストと長瀬先生の講義で理解し、問題集は、そうして作られた自分の中のイメージに沿って、「問いに答える」ための答案構成練習として使いました。ちょっと、わかりずらいかもしれませんが、あの図解テキストはあくまでも長瀬先生の頭の中のイメージを具現化したものであると思います。長瀬先生の頭の中は、あの図解だけでは現せないイメージがあるはずです。そのイメージとなるべく似たものを自分の中に構築するために図解テキスト、講義、基本書を使うのです。図解テキストの骨格をそのまま覚える、というのとはちょっとだけ違います。結局、「骨格だって丸覚えでは、本試験に対処できない」ですからね。
 
 理解して覚えて即答できる状態にしておかなかればなりません。

 最終的には、条文をさっと読んでいくだけで、そこに潜む論点が、イメージとして頭の中に瞬時に浮かんでくるようにトレーニングしました。このトレーニングはとても有効で、最初はとっても時間がかかるのですが、直前期には、ものの30分で、全論点を網羅的に復習できるようになりました。
 試験場で条文集は配られます。その条文をみてさっと論点が浮かんでくるのであれば、解答は書いてあるも同然です。あとは「問いに答える」という点に注意して答案構成すればばっちりだと思います。
 他の受験生をみていて思うのは、「問いに答えていない」ということです。みんな論点の丸暗記で、似たような問題はすべて同じ答えなのです。そんなはずないですよね。問いが違えば答えも違うはずです。2000年の商法の株主総会の瑕疵の訴えの問題でも、丸覚えの人は、問題集にあるような同じ答えを書いたと思います。それでは点数は低いでしょう。
 私の再現答案をみてもらえればわかると思うのですが、予備校が出す解答なんてできすぎどころか、問いに答えすぎて、罠にはまっている感さえありあます。もっと素直に問いに答えればいいと思うのです。
 問題集を覚えるのではない、というのはその通りだと思います。問題集は、答案構成の練習と、こまかい法律的な言い回しを「いただく」のに有効でした。試験場で条文集が配られるのは大きいです。これを有効に活用するためには、条文集に慣れ親しんで、条文をみたら、論点、判例、似た条文、というのが瞬時に浮かんでくれば怖いものなしです。
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すぽっくです。
大切なことを忘れてました。
条文をみたときに、さっと思い出すべき項目は「趣旨」です。
例え、割り切って言えば、趣旨に沿ってさえいれば、条文と異なる解釈をしたって一
考にかまわないわけです。法律は、こうしたい!という趣旨があって、その具現化と
して条文があるわけですから、趣旨が一番、重要なのです。
だから、条文をみて、趣旨、論点、判例、似た条文が思い出せれば完璧です。
では。

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