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短答対策

(以下の文章は、メールやBBSへ投稿したものを適当に切り貼りしただけなので、重複やちょっと変な部分もありますが、面倒なのでこのままにします。)

  まず、短答式は短答のみの勉強の仕方、即ち、強引な丸暗記でも対処できてしまうことから、受験生を誤った方向へ導きやすいものと考えます。この丸暗記は時間がかかるのです。それで入門生は時間を使いきってしまい、論文用の勉強時間を確保できず自爆しているように思えました。上級生ならばある程度、基礎ができていればそれでもいいのかもしれませんが、入門生は基礎があやふやだからこそ、丸暗記に走りがちであり、それで、時間を使いきってしまうのです。これが落とし穴だと思いました。逆に上級生は、基礎ができて慢心して、肝心の暗記を怠っている印象を受けました。
 そこで、短期合格を目指す私がとった方法は、あくまでも論文勉強を中心に添え、以下の項目を立てました。

1 短答特化勉強は短答直前2週間しかやらない。
   原則的に短答勉強は論文に役に立たないからです。3月あたりから細かいことを丸暗記したって、絶対、忘れます。また基礎をきちんと理解しておけばおくほど暗記の量は少なくて済みますから、論文勉強を最優先しておりました。たぶん、論文の勉強を2週間以上開けたら、そのリカバリーに1か月はかかると思いましたので、論文の力を落とさないための処置です。

2 ただし、予備校の短答答練は受けたら、すぐその日のうちに完璧に復習する。
   意外とみんなやってないように見うけました。当然3時間の答練の復習だから、やはり5時間ぐらいかかってしまうので結構、きついんですよね。そんなこともあって、みんな直前期までとっているように思いました。しかし、復習を下記3のようにやると、理解にとってもいいと思いました。

3 短答特化中も必ず論文とからめて勉強する。
   1に矛盾しますが短答勉強を論文にも役立たせることでひとつの時間を短答・論文に活用するようにしました。即ち、短答答練の問題を解き、解説を読むというだけでなく、正解・不正解にかかわらず、論文用テキストや基本書などに戻り、該当個所だけでなく周辺まで含めた基本事項を確認するということです。これでは短答特化勉強の当初の一週間ぐらいはペースが上がらないのですが、これにより、短答に必要な本質的理解が得られますので、後半の一週間はすごいスピードで勉強できます。

4 上級講座終了後ー>論文過去問ー>短答過去問ー>論文答練復習&問題演習ー>短答特化勉強(2週間)−>(短答本番)の順番で勉強する。
    なぜなら、本来的には上級講座インプットが完璧であるならば、論文、短答も解けるはずであり、これで解けない部分は自分の理解不足の所であると思ったからです。したがって過去問は問題演習なのではなく「インプット確認用素材」として使用するという明確な位置付けをしました。論文を先にやるのは、論文本試験の方がより、本質的、基本的な事項を訊いていると考えたので、基本事項インプット確認用素材として最適と思ったからです。もちろん過去問の該当個所だけ復習しても意味がないので、その周辺や試験委員の問題意識レベルを常にさぐるようにしていました。やはり、予備校の問題と本番の問題は、ひねり方がぜんぜん違うと感じました。試験委員の方が、問題意識が非常に高いが故に、適度な軽いひねりのある問題を作ることができるという印象です。予備校問題は、問題意識が低い分、問題のための問題になってしまったり、整合性などを意識しすぎたり、自己満足のパズル調など、複雑になりすぎていると思いました。LEC商法は本番のひねりにとってもよく似てると思いました。TACは、・・・・。よって予備校答練問題は、問題が難しすぎて、基礎事項インプット確認用素材に向かないのです。ただ商法の試験委員の意識レベルがよくわからなくて悩みました。そこに偶然出会ったのが、司法試験の口述式試験の再現本でした。これを読んで私は背筋が寒くなりました。こんなに学者の問題意識レベルは高いのかと・・・・。


 私は短答式試験は、暗記が弱い私のような受験生にとっては、たいへん高度な試験であると考えています。これに対し、短答式は基本的事項しか訊いていないのだし、あれで落ちる人は基本ができていない人だ、という意見もあります。これは基本的事項とは何か、という定義にもよるのですが、私が過去問を分析する限り、短答で問われているのは「その学問の基本的考え方」と「細かな知識」であると思います。確かに、「細かな知識」は、ほとんどドキュメントとしてあるものの中から(例えば六法や財務諸表等規則)出題されているので、それを覚えていれば解けるもので、高度な応用能力はいらないと思います。したがって、多くの受験生は、この細かな知識を丸覚えようとしますが、その量が多いため大きな負担となっています。短期学習者には特にです。そこで、私は基本的理解を大事にし、それにリンクする形で細かな知識を覚えていく方法をとりました。これで、負担は大きく減少します。
 「細かな知識」を全部正確に丸覚えするのは、ものすごい努力が必要です。多くの受験生はこれに全力をつくし、でも、できずに失敗したり、論文に費やす時間を失います。しかし、基本的理解をもとに細かな知識を8割ほど覚えるのは、結構簡単で時間もそんなにかからないのです。論文の勉強の延長でできます。
 書けば当たり前のことですが、ポイントは、受験生は、勉強の理屈がわかっても、それを実践できないところにあると思います。試験に通るかどうかは、頭の才能の違いではなく、方法論を実践できるか否か、にあると思います。そして本当に頭のよい人は、それを意識することなく実践していると思います。
 では、私のような平平凡凡人間が、効率的に勉強しようとするために必要なことは何か?
 それは、「常に意識して勉強する」ということです。筋力トレーニングでも、どの筋肉を使っているかどうか意識をするか否かで効果が歴然と違うのはスポーツ医学の認めるところです。私は、これは勉強にもあてはまると考えています。

 では、何を意識するのか?

 それは、「本質は何か?」「より抽象化するとどうか」「これは他のどの部分と関連があるのか」

ということではないでしょうか。ちょっと具体的でなかったですね。失礼。


商法について

 短答の中で最も短答対策が必要な科目でしょう。
 私は、長瀬講師の講義とテキストだけ(総則商行為セミナー)だけで、のりきりました。すごい講座です。


監査について

 短答の中で商法以上に短答対策をした科目でした。
 TACの短答答練の中から監査を抜き出しファイリングし、短答特化2週間前から解きなおしました。ただし、スピードは追求せず、1問やって、関連のテキスト、委員会報告書を熟読する。という方式でした。この際、問題に関連する部分だけではなく、例えば、委員会報告書1号の一部分の問題だった時にでも、1号すべてを熟読し、主要点を確認し、テキスト、レジメで該当点を確認しました。これは時間がかかるのです。しかし、これを根性でやると、必然的に委員会報告書を何度も何度も繰り返し熟読することになるため、自然と監査の体系が身についてきました。(予備校答練は網羅性にはすぐれている)そして、不安のなくなった問題は、どんどん捨てて行きました。(実際は、捨ててないが開かずの引き出しにいれていた)これを10日間で4回ほど繰り返すと、本番、3日前には3問程度を残すのみになりました。
 お勧めの方法です。


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