Spok's Log V 
TOP >
経済選択が有利?

 選択科目は初学者にとって頭を悩ます問題ですね。私はあまり考えもせず経済を選択しました。ちまたでは、民法が不利と言われていますがどうでしょう?手許に資料がないので、なんとも言えませんが、多くの人が民法不利と感じているようです。もちろん、民法選択者だって合格をしているのだから、覚悟さえ決めればいいという気もします・・・。どこかにデータはないかな。知っている人がいたら教えてください。

スポンサード リンク


・逃げて はいけない

 さて、民法選択の理由として、「数学」が苦手だから、という事を挙げる方がいます。
 もったいない。
 会計士試験の経済学で要求される数学なんて、せいぜい微分程度で、しかも経済については理解は必要でも、数学についての理解はほとんどいらないのです。しかもがんばれば、ホームラン答案が書ける科目なのですから、数学が苦手だからという理由で経済学を避けずに、対決してみてはいかがでしょうか。
 と、私が書くのも、その理由が逃げの姿勢だからです。どちらにせよ、会計の専門家になるのだから、経済学の基礎ぐらいは知っておかないと将来、困るのではないかと思うのです。もちろん、民法選択でも、合格後の自己啓発で、経済を勉強する方もいるでしょうから、一概にそうは言えないかも知れません。しかし、会計士試験に民法が導入されたのは、多様な人材、この場合、法律にも強い人材を集めるためのものです。短答導入前は経済は必須でした。だから、民法は法学をきちんと学んだ方が選択するものであって、数学が苦手な者が選択するものではないのです。たとえ法学が得意な者が、結果的に、数学が苦手であっても・・・。
 考えてみてください。
 試験制度改定前は、経済学必須でした。すなわち数学もある程度、必要だったため、そもそも数学が苦手な者が試験に挑戦することさえ許されない制度だったのです。ここで制度改革者はどう考えたでしょうか?「多様な人材が会計士になってもらいたい。でも、質を落とすわけにはいかない。」だと思います。だから以前の制度改革の目標は、「数学が苦手な者も会計士試験に参入せよ」ではなく「法学(民法)が得意な者会計士試験に挑戦して欲しい」ということだったのだと思います。だから、民法がもともと得意でもないのに、数学が苦手なだけで経済非選択という消極的な人材は、会計士になって欲しくない、という制度改革なのです。たとえ経済(数学)が苦手であっても、それを補って余りあるほど民法が得意な人材を求めているのです。だから、民法の問題が難しいのは、あたり前なのです。普通の民法得意、というだけでなく、会計士にとって必要な経済が不得意という欠点を補ってあまりある能力を求めているのですから・・・・。だから民法超得意!の人が、選択すべきなのです、民法は。
 いぜん、私がある掲示板に、似たような投稿をしたところ、数学が苦手だった者が敗者復活戦として民法を選択してがんばっている事を否定するのか!という叱責をいただきました。
 私は否定します。
 資格試験を敗者復活戦にしようとするのも好きではないし、よしんば、敗者復活戦としてとらえたとしても、戦うべきは経済(又は数学)という土俵であって、それから逃げて勝負なんて、笑ってしまいます。本気で復活しようとするのなら、もう一度、高校数学から勝負すべきです。


 これに対し、資格試験の選択科目で有利不利がでるのはおかしい。という意見もありそうです。正論だと思います。しかし、改正の経緯を考えると、実質的には上記のことが妥当するように思います。
今後の制度改革で経済学はどうなるでしょうね?必須に戻すべきという意見もあれば、いらないという意見もあるようですね。
ちょっと追補です。

 以上を読むと民法選択者が、「不安」に陥ってしまうようです。何通かメールをいただきました。ごめんなさい。私が不安にさせてどうするの?っことで・・・。そりゃ民法が超得意な人以外がみたら、いやな気がするよね。
 でも、ご安心を。私はやはり民法の問題は今後も難しいと予想しますが、現実に合格者はいるし、7科目の一括試験ですから、民法があんまりできなくても他でカバーする等すればいいわけです。不利なら不利なりの闘い方をすることを考えた方がいいでしょう。ひとつには民法超得意になること、ふたつには民法普通でも、他に超得意な科目が2科目ぐらいあること、民法普通でも他にちょっと得意な科目が4科目ぐらいあること。特に民法は商法との繋がりが深いのだから、商法得意になれるでしょう。
 現実の試験問題が難しくても、民法を勉強する上で、商法へのシナジー効果も相当あるわけですから、そんなに恐れることはないと思っています。民法の試験問題が難しい = 民法選択は不利。とは単純には言えないと思います。試験問題の難しさと、民法シナジー効果の打ち消し合いなのではないでしょうか。
 私が上記で言いたかったことは、「はなから逃げの姿勢では、負ける」ということなのです。
 経済学に転向しようか・・・。そう考える人もいると思います。それが「くっそーやったるぜ!」という気持ちから来るのであれば、いいと思うのですが、「やっぱり経済の方が有利そうだから・・・」で転向するなら負けると思います。だったら「何言うてんねん!民法でちゃんと受かったるで!」の方が何倍も合格可能性が高い気がします。
 なんか精神論になってしまいましたが・・・。っていうかデータが欲しい・・・。


Spok's Log V
TOPページへ
姉妹サイト CPA-LAB公認会計士 合格体験記集