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公認会計士三次試験リベンジへの道さんの2006年三次試験口述試験の記録

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以下は管理人スポックの口述体験記です(2003年)

 口述試験の試験日は1月中旬〜2月後半までと長い。出される問題は、その日の午前、午後で決まっており、例えば1月31日の午後に受ける16人にはすべて同じ問題が聞かれることになる(受験者によって多少のバリエーションはあるかもしれないが・・・)。似たような問題が出ることもあるが、基本的には試験期間を通じて重複のないように問題は調整されているようである。試験委員は交代で出題採点にあたる。監査は2人、他は1人づつである。試験委員もたいへんだ。
 口述試験日程に入るとTACなどの専門学校が受験生の協力を得て、問題速報をその日のうちにファックスやメールで問題を配布する。したがって、日が経つにつれ問題の選択肢が狭まっていくためなるべく受験日程が後半になるように仕掛ける受験生もいるようである。口述の順番は、関東、近畿・・・沖縄の財務局順であり、受験番号順であるから、なるべく遅く願書を提出するか、沖縄で受験するようにすれば、自ずと日程の後半になることになる。(口述は、すべて東京で行われるため、沖縄で筆記を受けても口述は東京で受けることになる)。
 しかし、私は、あまり日程にこだわってもしょうがないと考えている。日程後半になったところで、問題の予測は基本的に不可能だからである。もちろん、すでに出てしまった論点を頭に詰め込む必要がないという点が確かに省力化になるだろう。私とて専門学校の問題速報をみて、「ああこの論点は出てしまったのか、じゃあこれは流しておこう」という部分もあった。しかし、逆に「ああこの論点が出てしまったのか、これがでていたら私は完璧に答えられたのに・・・」という部分もあった。なので、あまり順番にこだわるべきでなく、口述試験は広く浅く、そして試験委員対策を若干しておくことが肝要であると思った次第である。
 特に分析、論文は試験委員対策をしておくべきだ。私は、論文で中川試験委員が元大蔵キャリアであり地方銀行協会理事であることから銀行の問題がでる可能性が高いと思っていた。なので、りそな問題はもちろん、金融再生プログラム、竹中さんの主張、足利銀行問題、不良債権、その他、銀行関連についてはインターネットなどで情報収集していた。もちろん、当日の試験委員が中川委員でなければ全く無駄になるわけだが、結果はホームランであった。試験委員は中川委員であり、もろ銀行の問題が出題された。ほとんどパーフェクト。いい気持ちで口述試験は終わった。
 もっとも、空振りもあった。分析の小林委員はABC、ABMが好きだし、重泉委員は監査役監査に興味を持っている。柴川委員は財務論が好きなようだ。という点から、いくつか論点は詳細に検討しておいたのだが、全く空振りに終わった。だって試験委員がその人ではなかったのだから・・・。
 税務も高田委員が組織再編が好きそうだったので、連結納税も含めかなり論点は押さえていったが、全く関係のない出題に終わった。

さて口述がどのように行われるか、私の場合で書いておこう。

2月○○日午後1時、御茶ノ水中央大学記念館6階で受付開始、控え室に通される。受験生は16人。私は10番目だった。試験管補助者によると約10分おきにひとりづつ呼び出しますとのことだった。
控え室のホワイトボードには試験委員全員の名前が書いてあり、当日の試験委員の名前の上に○印がついていた。もともと試験委員の科目は発表されていないのでどの試験委員がどの科目かはわからないので、事前に専門学校などで試験委員の科目分担表を入手しておく必要があろう。控え室では、参考書を広げて最後の詰め込みを行うことができる。名前が呼ばれたら、すべての荷物をもって、口述試験の最初の部屋である監査部屋に向かう。簡単に書くと下図のようになっており、控え室を出発したら、順番に、監査の部屋、実務(税務含む)の部屋、分析・論文の部屋に行って試験を受けることになる。(それにしても、私服のかなりラフな格好で来ている人がいた。学生さんかもしれないが、面接試験なのであるから必ずスーツを着ていきましょう。)

会場を上から見た図

控え室 (空室) 監査の部屋 実務(税務含む)の部屋 分析・論文の部屋
(廊下) エレベーター
トイレ


監査の部屋:
試験委員が正面に2人座っている。向かって右側の委員が口を開く。「きょうは私の方から主に質問させていただきます」。試験の出来をきかれる。勤務状況を聞かれる。そして問題へ・・・(中略)。約10分ぐらいだったのだろうか。うわー、
そんな細かいこと聞くなよーという感じ。さらに後半は実務指針には書いていないことを聞かれる。試験委員「これはね、実務指針には書いていないけど、理論的に考えられるかどうかの問題なんだよね。」時計を見る余裕はなかった。退室をして、すぐに次の部屋に案内された。

実務(税務含む)の部屋:
監査と同じく試験委員が正面に2人座っている。向かって左が会計の試験委員。右が税務の試験委員である。まずは会計の試験委員から単刀直入に問題を聞かれた・・・。5分ぐらいで交代。右側の試験委員から税務の問題を聞かれる。ここでも勤務状況をきかれた。税務は基礎的な問題でありバッチリ。そして退室してまた次の部屋へ。

分析・論文の部屋:
ここも試験委員は2人。向かって左が分析の試験委員。右が論文の試験委員である。こちらは問題の前置きが長く、何を聞くつもりかちょっと戸惑った。まあ、なんとかこなして、退室。そのままエレベーターに乗るよう指示される。
これで口述試験は終わった。かなりあっけない印象だった。


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