アクセスなんていらない2(Spok's LogV)

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TOP > アクセスなんていらない 2          (2004/10/31)

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「アクセスなんていらない」をアップロード後、大原専門学校に通っている方からさっそく質問をいただいた。ので、参考までに私の返事を参考までに載せておきます。



こんばんは○○さん、スポックです。

勉強法は十人十色ですので、早朝特訓とて、私がいらないと主張しても必要だという人はいるのでしょう。
また私は大原については、どれだけの問題量が提供されているかは知りませんので、想像の域をでていません。
それを前提にお話します。

>アクセスを受けてよかったと思う点はないのでしょうか?

よかった点は2点です。

・ 朝早くから勉強するクセがついた
・ アクセスが入門生には無駄だということがわかった

それがわかってからも、アクセスを受けてしまったのは惰性としかいいようがありません。私も弱い人間ですから流されたのです。
結果的に合格したからよかったものの、もし後悔していたとしたらアクセスを受けていたことを挙げるでしょう。

ただし

・ 朝早くから勉強するクセがついた

この習慣がついたことはとてもよかったと思っています。

>大原では、通常コースで提供される問題数が少ないため、早朝答練を受ける必要性を自分では感じていますが、どう思いますか?

提供される問題量が少ないのであれば、それを補うために早朝答練を受けるのもいいのではないでしょうか。
私は大原についてはあまり知りませんので、なんともいえません。
ただ以下のような工夫をしてみるのもよいのではないでしょうか。
(私が簿記に限らず、すべての科目で行っていた方法です)

【受講後、問題文をABCにランク分けする。】

A 何度も復習する問題(10問〜14問)
B たまに見ればいい問題(20問)
C 二度とみない問題(それ以外)

もちろん、Aは良問として何度も復習します。
何度も復習するうちに必要なくなれば、それはBに落とします。
Bはたまに復習します。必要があればAに格上げします。

考えてみて欲しいのですが、問題数が80問あったとしたら、
それを1年間で何度も復習すのは無理です。
1日2問やっても、1回転するだけで1か月以上かかってしまいます。
ということは、1問やったら、次に解くのは1か月以上先ということになります。
1日1問とすると、2か月以上空くことになります。
それでは、間が空きすぎてしまいます。
良問は7〜10回を目標に解くのでしょうから、すべてを良問扱いしてしまうと、とてもじゃないですが、解ききれません。
不要な問題に時間を割き、必要な問題に時間をかけられないのが一目瞭然です。

したがって、良問はせいぜい20問、多くても30問に絞りそれを何度も繰り返すのです。
それだって、1日1問としても1度その問題を解いた後、次に解くまで2週間以上空いてしまいます。
しつこいようですが30問あっても、1日1問なら、1か月もかかるわけです。
本当なら、【2週間分の14問】ぐらいにしたいものです。

私の場合は、それがTACマスター問題集だったわけです。
100問を1回づつより、良問20問を5回の方が、はるかに効果があります。
ただし、総合問題を1回解いたら、間違えた箇所を、「関連論点を含めて」きっちりとテキスト、基礎問題集に戻り復習する必要があります。これをやらないと意味がありません。

ABC問題のうち、C問題であっても、最初に解いて間違えた箇所は、必ずテキスト、基本問題集に戻って復習してください。できれば基本書を参照すれば完璧です。いやさらに過去問で同じ論点が出ているところを探して復習すればさらに完璧です。
それ以降、2度とみないことになっても。
それが、「クソ問題でも、最低限活用できる方法」ということになります。
せっかく1時間使って問題を解いたのですから、C問題であってもせめて、その場で(その日)でテキストで関連論点を復習することで、供養することができます。

「転んでもタダでも起きない」ということですね。

このようにABCランクにしておけば常に2軍や万年ベンチの選手は控えさせておいて、レギュラーは何度も繰り返し起用する。ただレギュラーが必要なくなったら、ベンチ選手や2軍とたまに交代させる。という感じでいけるのではないでしょうか。

A問題やB問題を繰り返し解いて、
【それでも時間が余ったら】
【A,B問題はやりつくして、もう用はないと感じたら】
新しい総合問題なり、C問題なりに手を出せばいいでしょう。
それからで十分に間に合います。

サイアクなのは、ABCを峻別せずに、のんべんだらりと、適当に数回だけ答練をまわすことです。


どうしても心配なら、早朝答練を受けてもいいとは思います。
ただ上記のことを考慮して、必ず復習においてはABCのランクを分けてやってください。
私だって当時は誘惑に負けて受けてしまったのですし・・・。
ただ私はそれでも専業受験生であり勉強する以外に何もすることがなかったため、不十分ながらも消化していったからよかったものの、少し油断すれば、問題の数に埋もれ、簿記の海に沈んでしまった可能性が高いと思っています。
正直、アクセス受けてて、危なかったな・・・と思っています。

なんにせよ初めてのことをやるのに、完璧に無駄なく進むことはできません。
しかし、こけてしまっても、ただでは起きない方法もある、ということです。
また完璧な教材、完璧な勉強法もまたないわけですから、自分で「取捨選択」を上手に行うよう心がければいいのではないでしょうか。
ま、この「取捨選択」が、もっとも難しいのですけれどもね。
たいてい「楽をする方向」で取捨選択する人が多いですから。
まず「合理的に」取捨選択してみてください。

まあまあ、何度も言うようですが、勉強法は十人十色。
その人に合う勉強法はその人にしかわかりません。
私の意見は参考までに、自分のやり方でやってみてください。

ちなみに、ABCランク分けは、原価計算の在庫管理のABC法を岡本先生の本で読んで応用したものです。そののち、パレートの法則や、経営学の本などで、優先順位の大切さを説いているに触れるにつけ、「ああ、世の中の一般的な法則なんだな」と思うようになりました。ということは、これだけ言われているということは、「けっこう、わかっていても、誰もできていないことなんだな。で、あれば実行すればそれだけで競争優位に立てるな」と思う次第です。「
知っていることと、実行できることは全く別の能力」ですからね。閑話休題。

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