本書のケースで登場する人物は、大学卒業後大手メーカーに勤務し営業で十年の経験があります。彼が家業の酒屋をコンビニエンスストアに転換し、コンビニ店を経営するその過程でさまざまな意思決定しなければなりません。彼は意思決定の材料として定量分析をしていきます。その物語を軸に、それぞれの場面での分析技法を学んでもらおうというのが本書の趣旨です。
合理的な意思決定を行うためには、できるだけ定量化した目標………とでは違いはありますが、読みながら自身の仕事でこの場面で応用できるのでは、という箇所はとりあえずやってみようと思います。やはり実践に勝るケースはありませんので。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
コンビニエンスストアのFC店の設立から拡大までの事例をもとに、いろいろなシチュエー
ションでの意思決定の方法が書かれている。
標準偏差や回帰分析といったエクセルでもできる基本的な統計手法や会計の考え方から
ベインジアン理論、ゲーム理論など高度な意思決定手法まで解説されている。
とはいえ、本書だけでそれらの手法の詳しい方法を知るというよりは、各手法の使い方の
イメージを本書で得た上で、さらに詳しく………辞書的な活用ができる本であると思う。
ゆえに、すぐに本書のような手法を使わないとしても、選択肢として各手法を理解しておく
ためには、非常に参考になる本である。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
この書評の本は・・・・・ 定量分析実践講座―ケースで学ぶ意思決定の手法