銃・病原菌・鉄〈下巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎の書評

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1 正直、ツライ・・・。  27 point獲得のBEST書評  支持率 50.04 %

著者の最新作“Collapse”がベストセラー入りしたのと併せて、本著も返り咲いていましたので購入しました。最後の氷河期が終わった13千年前から今日まで、五大陸で人類の進化の度合いが異なったのは何故かを探る本で、ズバリその答えがタイトルになっています。進んだ武器を持ったスペイン人に文字通り虐殺されたインカ帝国、20百万人もの人口を誇っていたにも拘らずコロンブス到着で持ち込まれた病原菌によりその後1………を論じているのは明らかな癖に、ニューギニアの未開人(また出たぁ~!)の知恵は我々に決して劣っていないとわざわざ言い張る辺りが、エセ平等論者ぽくって鼻につきます。

このレビュアーはお薦め度を2としています。

2 文明発展の背景を解き明かす力作  19 point獲得のBEST書評  支持率 86.44 %

インカ皇帝は何故ピサロ率いるたった168人のスペイン部隊に敗れてしまったのか。また、そもそも何故、アメリカ大陸を征服したのは旧大陸(ユーラシア大陸)のヨーロッパ人で、その逆ではなかったのか。オーストラリア原住民のアボリジニは何故石器時代から抜け出せなかったのか。アフリカは人類発祥の地であるにも関わらず何故暗黒大陸に陥ってしまったのか。 これらは歴史を勉強した人は誰でも感じたことがある疑問だろう………関係していると知って驚いた。 普段はこの手のアカデミックな本は滅多に読まないが、本書に関しては読後に知識欲が満たされた充実感があり、大ヒットな一冊であった。

このレビュアーはお薦め度を5としています。

3 もっと早く読めばよかった・・・  43 point獲得のBEST書評  支持率 89.64 %

アステカやインカ帝国がヨーロッパ人に征服されたという歴史的な事実は有名だけれども、なぜその逆では無かったのか、と考えた人はあんまりいないと思う。 つまり、なぜインカ帝国の方がヨーロッパを征服することにならなかったのか、ということ。 人種間に生物学的な差異があるから(ヨーロッパ人の方が優れていたから)、ヨーロッパ人の方が征服できたのだという考え方は、簡単の答えが出るのかもしれないが、やはり……… 人種間に知的能力の差異があると信じていたり、IQが高ければ頭が良いんだと思い込んでいたりする人は、是非一度読んで欲しい。 ☆200個つけても足りない・・・

このレビュアーはお薦め度を5としています。

この書評の本は・・・・・ 銃・病原菌・鉄〈下巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎