銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎の書評

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33 視点が新鮮  4 point獲得のBEST書評  支持率 66.74 %

従来の世界史や文明史では誰も説明しなかった(できなかった)素朴な謎を、地理的な要因や科学技術史的な観点から次々と説明をつけていくのがとても新鮮。 私たちの物の見方に新たな視点を加えてくれる、文系/理系を問わず必読の一冊。

このレビュアーはお薦め度を4としています。

34 本書は、壮大な人類の今に至る進化の物語である。このような遠い過去を振り返ると、数千年単位の遠い未来へのヒントが見えてくる。  2 point獲得のBEST書評  支持率 66.74 %

 変わった題名の本であるが、本書を読み進めるとすぐにその意味がわかる。著者が、あるニューギニア人から受けた、「現代の世界の不均衡はなぜ起こったのか」という疑問への答えがこの表題である。  最もわかりやすいのは、スペイン人とインカ帝国の激突の場面である。馬と鉄製の武器は圧倒的な力の差となったが、それ以上に大きかったのがヨーロッパからもたらされた病原菌である。天然痘によって、人口の95%も減少したと………国の行く末を暗示している。  本書は、壮大な人類の今に至る進化の物語である。このような遠い過去を振り返ると、数千年単位の遠い未来へのヒントが見えてくる。

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35 全人類に読んで欲しい  2 point獲得のBEST書評  支持率 66.74 %

このような多くの文明や国や人種が有りながら、なぜこのような差がついたのか? 誰もがぜひ知りたいところだ。 どの人種が血統的に優れている、このような考え方はもはやこの本によって打ち破られただろう。 発展の度合いは、主に地理的要因にあったのだ。自分はこの本を読んでから、国や人種の問題を考えるとき、 その国がどこに位置しているのか、どんな形をしているのか、そんなことを前提に考えるようになった。 勿論、地………ロの視点では 粗雑な記述も多いのだが、それを補って余りある全体を見通す視点が得られるものがある。 やっぱり、アメリカ人は細部は粗雑でも大胆な発想をする人が多い。

このレビュアーはお薦め度を5としています。

36 「穀物・家畜・病原菌」  13 point獲得のBEST書評  支持率 68.44 %

「銃・病原菌・鉄」よりも「穀物・家畜・病原菌」の方が内容をよく表すと思う。付け加えれば「人口・技術」である。ユーラシア大陸の民族が支配的になる最初の一歩は、栽培に適した植物と家畜化しやすい動物がどれくらい存在したかによる、という指摘は示唆に富む。こういうスケールで物事を考えていたら、世界で起こることが今よりよく分かるかもしれない。もう少し短いと有り難い。欧米人の書き方は、この本に限らず往々にしてくどく感じられる。このことにも歴史的な背景があるのだろうか?

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37 民族と文明の興亡を問う話題の書  7 point獲得のBEST書評  支持率 70.04 %

 本書は、è''-è€...のフィールドワークの集大成とも言うべき本である。なぜあるæ°''æ-ã‚„æ-‡æ˜Žã¯ç‰©è³ªçš„に持てるものとなり、なぜそのä»-のæ°''æ-ã‚„æ-‡æ˜Ž………Œ-的な差が、ã"の手の翻訳本のある種の読みにくさだろう。

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38 文明の発展を決めるものは?  5 point獲得のBEST書評  支持率 71.44 %

銃・病原菌・鉄。旧世界が新世界を征服できた主要な原因である。しかし、なぜ旧大陸だけに銃、病原菌、そして鉄があり、新大陸にはなかったのか。その究極の理由は何であろうか。人類が生まれた大陸、アフリカはなぜヨーロッパに支配されてしまったのか。オーストラリア、ニューギニア高地。なぜそこに生きる人々は石器文明から進歩しなかったのか。ミクロネシア、ニュージーランド、ハワイ。同じ民族から出発した島々でありながら………的要因、動物学的要因が必然的!に文明を栄えさせ、ヨーロッパが世界を支配した究極の原因と断定する。文明の発展を新たな視点から解き明かそうとする、優れた著作である。

このレビュアーはお薦め度を5としています。

39 圧倒的な傑作  5 point獲得のBEST書評  支持率 71.44 %

人類の歴史を複雑系の視点から科学的に解き明かそうとした試みの先駆けとしての名著。歴史物に必ずしも興味がなくても、ビジネスマンや研究者を知的に刺激し充分に楽しませてくれる傑作。環境、生態系、地理的条件、技術、社会体系など様々な要因が絡み合って歴史の行方を決めたと洞察する著者のアプローチは今後も様々な場面で応用されることだろう。

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40 全く新しい視角からの人類社会史  8 point獲得のBEST書評  支持率 72.74 %

 1万3000年にわたる人類史について、紀元前1万1000年、最終氷河期が終わった時点では人類はみな狩猟採集生活を送っていたが、その後これが農業を基盤とした政治構造への移行、文字の普及などにおいて地域的な差(西ユーラシアと新大陸)が生じることとなったのはなぜか、という問題関心から叙述している。  西ユーラシアと新大陸の歴史的経路の差異は、大陸によって栽培化や家畜化可能の動植物が異なっていいたこと、………の広がりよりも動植物の栽培化、家畜化に有利である)が異なっていたこと、生態系が異なっていたことで引き起こされたことなどに触れられ、非常に興味深い内容である。

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この書評の本は・・・・・ 銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎