前作もそうだが、著者の言ってることはだいたい次の4つに集約できる。1、日本のルールで作った決算書で利益が出ているといって、手放しで喜ぶな。シビアに決算書を作り直したら赤字かもしれない。2、経営者は会社と自分の税金を一番安くするように自らの給与を決めるべし3、経営者は、会社がいざというときのために、質素倹約して給与の中から貯蓄をしておくべし4、売り上げを1%あげるだけでもかなり資金繰りは楽になるもん………申し訳ないので一言ほめておこう。最後の著者のお父さんの話はおもしろかった。実務書より小説やエッセイを書いたほうがいいタイプかもしれないと感じさせる局面であった。
このレビュアーはお薦め度を2としています。
一瞬、裏金?と思わせるタイトルは、それだけで勝ちって感じですが、いたってマジメな会社のお金の使い方の本です。ものすごく儲かってる会社とか、決算書の真の数字が把握できてる経営者の方には不要な本。とりあえず会社は回ってるとか、会計事務所が作成した決算書の説明を受けてわかったような気がしたり、言われるまま税金とか支払いしている中小企業の経営者の方は読んでみる価値あると思います。私の場合は、この本を読んで………だけ事情は違うと思うので、この著者の方法だけがすべてではないので、色々研究して組み合わせて実践するにしても、会社の実態を知るためには役立つのではないでしょうか?
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この本を友だちでもある顧問税理士に読ませた。 「あんたでも知ってることをワザと難しく書いてあるだけだよ」 と言われて、説明された。 なるほど。 オレでも知ってることばっかりじゃん。 どうやら筆者は「簡単なことを難しく書くノウハウ」を持っているらしい。こうして、「頭に汗をかくのが嫌いな」中小企業の社長さんたちは騙されていくんだろう。 結局3冊目もバイブル本でした。
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裏帳簿って言葉に引っかかって購入しちゃったって感じです。裏帳簿=裏金でないのでご注意を!(本のタイトルは錯覚を与えます)内容は、まず中小企業の社長には理解無理だな・・。お金の計算の話を、文章中心に説明して、理解してもらうには難しいよね。そもそも根本的な話で、利益が出ていない会社は裏帳簿を作ったってしょうがないし、裏金は作れないよね。その前に、顧客戦略から検討して、粗利益を高くしないと。そういった意味では、30回読もうが得るところは少ないと思う。個人的には、前作のマネするマーケの方が、よかったな。
このレビュアーはお薦め度を2としています。
とても感動しました!前の2冊も読ませていただきました。わたしなりにこの考え方に少しだけ近いやり方で決算後に数字を書き換えたりしていたのですが、こんなふうにズバリいわれると目からうろこです!要は税務申告のための決算書を作って利益が出ているから我社は安心だなどと喜んでいるとあとで痛い思いをする。それと、中小企業の場合の役員報酬は全て個人のものと考えてはいけない、いざという時のために社長名義のお金であっ………しいお話が書かれていると思います。経理にあまり詳しくない方にとっては分かりづらいかもしれませんが、そのエッセンスを感じるだけでもとても為になる内容だと思います。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
世に言う会計書は税務署と銀行のために書かされるもので、実際の経営には百害あって一利なし、とのっけから大音声で語られる。経営者の苦労も解さない税務署に対する著者の怒りは大きい。 その税務署にかつて戦いを挑んだ男がおり、実話に基づく高杉良の小説『不撓不屈』を著者は紹介している。事あるごとに税務当局と理論闘争を続けたこの税理士は、昭和37年に税務当局を相手に訴訟を起こす。メンツをつぶされた当局は彼が顧………態を把握できなくなる。「裏帳簿」ではこのように計算する……というような指南が本書で展開される。 経営の最前線に立っている人にとっては非常に参考になりそうである。
このレビュアーはお薦め度を3としています。
岡本さんの3冊目の本。処女作をさらに深堀した本という位置づけになるのだろうか。この本のタイトルはさすがだなって感じがする。中身は裏帳簿とはいうもののまったく合法的な話。この本は中小零細企業あるいは生業と言われるレベルの経営者に向けて書かれているのだと思うが。むしろ、彼らと関わる会計事務所に一石を投じた本だといえる。税法基準の決算書との決別がどれだけのメリットとデメリットを包含していることやら・・と………色々な意味で良い本だと思う。それはそれとして、本の最後に出てくる岡本さんのお父さんの話が興味をそそられる。これをテーマに書いて欲しいと思うのは私だけだろうか・・
このレビュアーはお薦め度を3としています。
タイトルは過激。でもこれは実用書である。内容は数字・会計の苦手な、小・零細企業の経営者にとって本当に役に立つことばかりが書いてある。この本はよくある「簡単にわかる財務諸表」とは違い、実際に自分でよく読んで財務諸表を単純化したり、数値化したりするところがキモだろう。前作ではかなり抽象的であった、「戦略のためにつかう内部留保金」の話もかなり具体的につっこんでいることも高評価できる。本当に自分の会社の財………くって、始めて役に立つ本になりますよ。☆ひとつ減らしたのは、この本のターゲットとタイトルがあまりかみ合っていないこと。出版社の売らんがなの姿勢が見えるのが残念。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
この書評の本は・・・・・ あなたの会社にお金が残る 裏帳簿のススメ