他の人も書いているように、著者の理論に都合よく経験を後付しているだけに思える。著者は脳科学の研究で一流なのかもしれないが、テレビに頻繁に出演してやっていることは、20年以上前に流行ったAha!思考の焼き直しと、何でもドーパミンの話だけだ。テレビが面白い話のみを取り上げることはしょうがないが、こういう本では、もう少しまともな話が書いてあるのかと期待したので、残念だった。「楽しんで、わくわくすれば面………にしたとしか思えない。今流行の「お手軽自己啓発」の一冊に過ぎないという感じだ。ぜひ、次はお手軽本ではなく「脳を活かす」という題名にふさわしいものを書いて欲しい。
このレビュアーはお薦め度を2としています。
う〜。脳を専門分野されている人にしてはいまいちかと思います。昨今この手の本が売れているので出版社にせかされて書かれたと推測しますが、専門家としてもっと内容の濃い(難解とは違う)、読者を引き込むような本にして欲しかったです。
本の中で脳研究の大家である松本元先生(故人)が野球選手清原氏のことについて話した内容を引用されていますが、松本元先生の著書「愛は脳を活性化する」(岩波書店、1996初版)のほ………)が決して高いとはいえない日本。指導者(先生)のレベルをあげるためにもタイトル「脳を生かす勉強法」にふさわしいものを再度お書きになられるよう著者にお願いします。
このレビュアーはお薦め度を3としています。
クオリアという単語でもおなじみの茂木さんの本。
近年ブームの脳と学習について、ご自身の経験から語りかける内容です。
やさしい、が、ちょっとやさしすぎるのではないか?
編集上の問題なのかもしれませんが、手軽な読みやすさを追求し過ぎている気もしました。
講義形式なのか、体験談なのか、ノウハウ本なのか、章ごとにはっきりさせて欲しかった。
この本で決定的に重要なのは84-86ページです。
その一部を書くと………の部分が自分にとって役に立ちそうか判断がつきにくいかもしれません。
学習は五感をなるべく沢山使って、量をこなすほど効率的だという点は覚えておくとよさそうです。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
この本に学問的深さを期待はしないほうがよいだろう。茂木さんもそんなことを考えてこの本を書いたのではない気がする。どちらかといえば、きっかけがあればその人にとって好ましいサイクルが回りだすよ、という勇気付けの本だと思う。
この本に出てきた勉強法の中でまねしてみようと思ったのは、
・英語は辞書を引かずにひたすら英文を読み続ける。
・勉強などの作業に(自主的に)制限時間をもうける。
・他人と自分を比較し………にとって何が安全地帯なのかを考える。そういえば第一線で活躍している人で宗教を信じている人が多いのはそのせい?うーん、私には安全地帯はないな。これだけは無理かも。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
現在勉強が大好きな学生にお薦めしたい勉強法です。
著者の経験と最新の脳科学から、成績が伸ばす秘訣やエピソードが書かれております。茂木さんが小学から高校にかけて入学当初から学年1位だったわけではなく、都度きっかけがあり学年NO1になっている。独自で考えた勉強法「鶴の恩返し」などは、面白いです。本書の随所で語っているのは、成績を伸ばすためには、まず好きになることだと語られている。
残念なのは………重ねてきているため、現在上手くいっていない学生がどのような勉強をすればいいのか語られていないことだ。次回作があるのであれば、そのあたりも語って欲しいと思う。
このレビュアーはお薦め度を3としています。
勉強法について、茂木先生が体験をもとに解説している。
内容が、既に知られているものだったとしても、これから始める方には新しい知識。
茂木先生が進めているのだから、という理由で始めたとして、成績がアップしたり能率がアップしたりしても、
それは十分な動機づけ。
茂木先生でも工夫しながら、汗を流しながら、ときにはうなり声を上げながら、勉強した時代がある。
今も続けているかもしれない。また進化しているかも………の思想家、学者、作家などと同じであり、ある程度の根拠は十分にある。
学者さんが、自らの体験で裏打ちした学習法を公開したものとして読むなら、十分な内容ではないか。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
はっきりいってこの本を読んで新たに分かることは何もない。
この程度の考え方なら、中学生が自分でも考えられる。
この本がめちゃくちゃ売れてるっていうのは、本当に効果があるからっていうよりも
真っ当な学習法を、脳科学(?)によって証明してくれていることが、読者にとっては安心できるのではないか。
このレビュアーはお薦め度を1としています。
最近、もてはやされている茂木氏。
だが、脳関係書籍では養老孟司のほうが、はるかに読みごたえがあるし、本当の意味で、読んで頭が良くなる。
(もちろん、養老氏にも賛否両論あるだろうが、少なくとも含蓄はある。)
ところが茂木氏には、まったく含蓄がない。さっぱり、深みがない。
(例のNHKの番組も、見ててアホらしくなる。あそこでのツッコミや掘り下げが浅いのは、茂木氏の人生経験の浅さから来るのではないだろ………れても「ムカつくんだよ!ババア」となるが、
茂木氏の本から指導されれば、「やります、やってみます」という気分にはなろう。
だから、中学生向けの良書であると思う。
このレビュアーはお薦め度を3としています。
この書評の本は・・・・・ 脳を活かす勉強法