民法はとにかく範囲が広い。
しかも分野相互に関連性があるため、全5冊の教科書の最終巻に書かれていることを理解していないと、第1巻に書かれていることが理解できない・・・などということがざらにあります。
そのため民法では、まず全体像を手早く把握する必要があります。
この本の良さはまさにこの点にあります。
200頁にも満たない薄さ(しかもこれ以上ないくらい平易な言葉で)で、民法の全体像を俯瞰させてくれ………けるでしょう。
なお、枝葉を削り取っている分、この本一冊で何らかの試験に臨むことは無理だろうと思います。ご注意を。
民法学習の一冊目として強くお勧めします。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
本書は、そもそも迷える法学部生を対象に書かれたのだと思います。むろん大学生が民法の全体像を頭に入れるのに適当でしょうが、むしろ、いわゆる「進路」について考え始め、法学部なんかどうかな、と思い当たった高校1・2年生にこそ読んでいただきたいです。政治的な思惑が反映される憲法や、とっつき易そうでいて、実は理論面のハードルの高い刑法よりも、民法こそが法律的なものの見方・考え方を体感するのに最適と考えます。本書は図説が豊富で条文もきちんと収録しており、信頼でき、かつ最もとっつき易い法律入門のひとつだと思います。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
レビュアーは学校で法律を学んだ事はない。興味がなかった理由は実学でありながら、医者や技術者などと異なり、実社会では弁護士を代表とする限られた職業でしか、知識が役だたないと思った事だった。また哲学や現代思想のような原理の思想が感じられず、人為的に作られた社会ルールを覚える事に知的好奇心をひかれなかったからだ。本書は自ら司法試験受験学校、伊藤塾を設立した伊藤氏による民法の入門である。民法の原理を元に極………法律の体系を解き明かしてくれ、レビュアーも大変参考になった。法律を学ぶ学生の方々は定番の条文と判例の羅列の大学の法律の教科書を読む前に一読される事をお奨めする。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
学校で民法の授業が???ってなって、この本を買いました。著者が司法試験予備校の有名講師なだけあって、「読む人の理解」をすごく考えて書かれていると思います。法律を始めたばかりの大学一年生や、法律を学んだことのない人には、うってつけです!
このレビュアーはお薦め度を5としています。
「民法」は法律学において最も重要な分野です。この社会に生きる全ての人に適用される一般法であり(ほとんどの人は気付いていないが)最も身近な法律でもあります。だからこそ、司法試験だけでなく、司法書士から宅建まで多くの資格試験においても最も重要視されています。しかし、それと同時に「民法」は最も量が多く、そして難関な分野でもあります。多くの受験者たちが最初にして最大の難関である民法の壁にぶち当たって泣く泣………図や表を用いて説明するなど法律知識ゼロの人でも理解できるような構成になっています。
法律の勉強を始めようとしている人の最初の一冊にぜひオススメしたい本ですね。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
ある方にコノ本を紹介していただき、読み始めました。とにかくわかりやすいです。大学の教授指定の教科書だけではわかりにくかったのですが、この本を読んだ後では、それもすんなり理解できるくらい、本当に頭に入ってき易い文章で書いてあります。入門編にもってこいの一冊です。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
この本の最もすごい点はわずか200ページ足らずの薄さで民法全体をしっかり俯瞰できるように構成されていることである。これはもう匠の技と言ってよい。「民法入門」と銘打った類書はたくさんあるが、簡潔さと一貫性という点で本書に及ぶものは現時点ではないだろう。
本書はあくまでも民法の全体像の把握が主眼であり、個々の規定の解釈等にはほとんど触れていないため、本書だけで例えばいきなり宅建の問題が解けるようにはな………内容を理解できれば、基本書を一頁目から読むもよし、興味を持った箇所から詳しい解釈論に踏み込んでみるのもよし、目的に応じた能率的な勉強ができるようになると思う。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
民法というと条文だけでも1044条あり、何から手をつけていいのか皆目見当がつきません。
この本は基本的な条文や用語の説明のあとに、「たとえば、・・・」というように簡単で身近な具体例が挙がっているので、物語風、といってもいいくらいに読みやすい本です。
最初の一冊としては最適ではないでしょうか。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
この書評の本は・・・・・ 伊藤真の民法入門 講義再現版