私はコンサルタントとしてたくさんのプロジェクト会議を仕切ってきました。現在はトレーナーとして、トレーニングやワークショップで、いわゆる「ファシリテート」しています。その私が読んで、とても網羅的にうまくまとめられた本だと思います。この本では3つのスキルと2つの技法というカタチで、ファシリテーション技術をまとめています。それと問題解決サイクルを組み合わせています。3つのスキルと2つの技法について、簡単……… 3-柔軟な思考(多面的な角度からアイデアを出す) これを促すのがファシリテーターの役割というわけです。とても網羅的に整理されて、分かりやすい本です。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
述べられている個々のツールなどノウハウについては、必ずしも新規性のあるものではないですが、局面ごとにとっても上手に整理されており、チェックリストとして役立ちます。早速自分なりに整理し直し折に触れてチェックできるものを作成しました。それから、豊富な事例の紹介は非常に役立ちます。例えば、「頑固な抵抗者にどう対処するか」「何度も同じことを言う人にはどうするか」などの細かいテクニックから、議論が散漫になってきた時の対処法、改善案を現場に落とし込むための要点等、非常に参考になりました。
このレビュアーはお薦め度を3としています。
【概要】本書は「経営企画スタッフの大きな勘違い」という刺激的なパラグラフから始まる。多くの人が経営企画スタッフの仕事を、トップの影武者として組織を動かす参謀だと勘違いしているが、本来の姿は組織の潜在力を引き出し問題解決を促進することだというのが著者の主張である。本書ではファシリテーションの定義を他書や著名人の発言に依っているが、やや乱暴に要約すると「自律分散協調型(ネットワーク型)組織での協働・創………解説]というスタイルが取り入れられているが、特段優れた問題演習という訳ではなく、地の文にQ&A形式での説明が含まれていると捉えた方が良いだろうことを添えておく。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
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このレビュアーはお薦め度を4としています。
タイトルの通り、教科書或いは参考書に近い。紹介されている主要参考文献を見れば分かるが、本著では、リーダーシップ、ロジカルシンキング、議論の技法、質問力、交渉術、コーチングといったスキル・ツールを「ファシリテーション」という概念で統合している。個々のツールについては別途お薦めの本はあるだろうし、この本だけではマスター出来ないだろうが、逆に「組織の潜在能力を引き出し問題解決を促進させる」という目的にお………を見ない。流行の論理的思考が個人をベースに展開しているのに対し、この本はあくまでも組織をベースにしている。あらゆる組織のリーダーにお薦めする上級参考書と言える。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
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このレビュアーはお薦め度を4としています。
最近、ビジネスに関する書籍にはコミュニケーション技術に関する書籍が増えてきた。説得、交渉術、リーダーシップ、コーチングなどなど。無論、昔から、コミュニケーション技術関係を取り扱った書はあったが、多くは対顧客活動など対外的なコミュニケーションや上下関係が主で、企業内など組織内を取り扱ったものは少なかったように思う。それだけ、企業内でコンフリクトになり易い、対立的なコミュニケーション場面が増えたという………も自己のコミュニケーションの改善点を見出し、より良いチームワークを引き出すため、場面場面でコミュニケーションスタイルを意識的に使いこなすために参考になると思う。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
カルロス・ゴーンは優れたファシリテーターと言われる。「マネジメントの責任とは、会社が持つ潜在能力を開発し、それを100%具現化することだ」と言う言葉がそれを象徴している。問題解決や合意形成、教育研修など、様々な場面で有効な技術としてファシリテーションが活用されているが、必ずしも従来それを技術として習得・応用して来なかった面がある。
本書はスキルとツールを学ぶことに主眼を置いたものである。
会議の場………コントロールするか、会議でのコンフリクト(対立)をどう解消するか、
などなど、会議に一人訓練したファシリテーターが居てくれると助かると思うことは多い筈である。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
この書評の本は・・・・・ 問題解決ファシリテーター―「ファシリテーション能力」養成講座 (Best solution)