優秀な人でもよく犯す間違いとして、本質的な問題が何であるか、あるいは問題のマグニチュード(大きさ)がわからないまま性急に問題解決に走ってしまうということがある。我々コンサルタントでも犯す可能性が無いとはいえないミスである。著者は本書でそのような態度を戒め、性急な問題解決とこれに起因する資源のむだづかいを避けるための具体的な方法をふんだんな例を用いて紹介している。例は豊富だがこれがもちろんすべてでは………が解くべき問題なのか」を見出すことに十分な時間と頭をつかうことこそ、問題解決の近道であることが理解できたとすれば著者の目的は!!ほぼ達成されたといえるのだろう。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
本書は、問題解決を行うためには、正しく問題を発見することが肝要である、
そもそも問題とは、「あるべき姿」と「現状」の「ギャップ」である、
といった内容で始まる。
前半は、「問題発見の4P」というフレームワークや、
具体的なエピソードが紹介され、正しく問題を発見することの難しさ、
大切さについて、書かれている。
後半は、問題の本質を分析するための3つの視点
(「拡がり」、「深さ」、「重み」)につ………するためのフレームワークとしても
活用できるため、非常に有用な内容だった。
商売のタネでもある、ノウハウ面の公開を
もう少し期待していたため、☆-1とした。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
この書評の本は・・・・・ 問題発見プロフェッショナル―「構想力と分析力」