物事何でもそうだが、ある一連の流れ(ビジネスでいえばValueChain)のGoal到達度を最適化する上で、Goalそのものの設定がそもそもあっているのか、その上で、何を計測すべきなのか、制約は何か、ボトルネックは何か、を把握した上で、Optimizationを計画し、実装し、観察し、というプロセスを継続することが大事であり、そのことを、小説手法をもちいて、わかりやすく、解いている。自分は、工場で………興味深い。生産リードタイムの長い、受注生産型の企業であれば、この理論の適用は可能かと思うので、そのような企業(造船など)に勤めている人に聞いてみたいものである。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
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このレビュアーはお薦め度を5としています。
私は本書を読んで、その改善プロセスも興味深かったが、それ以上にその改善プロセスを生み出していく過程・アプローチに大変興味をもったので、それについて述べる。1.コーチング手法によるアプローチ 本ストーリーは、所長が偶然に再会した恩師に改善の方法やポイントのアドバイスを求めるが、恩師はアドバイスや回答は示さず、逆に質問をして所長に答えを探させるという謎解きの手法で展開していく。これは小説的には推理小説………ものではなく他人から与えられたものへの取組みである。すなわち、当事者が自分のものとして認識せず、その気にならなかったから成果につながらなかったのではなかろうか。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
本書ほど、TOC・全体最適化理論の本質を捉え、かつ、読者の心の奥底に響かせる書籍はないだろう。しかし、そこに止まらない。 本書では、全体最適化とは何かについて、待ち行列理論、分散・偏差等の数理思考、管理会計の盲点やシステム思考等々を随所に(暗に)織り交ぜながら、軽いタッチでストーリーが展開していく。しかしその実、最も見落としがちな「目的」を意識すること、自分が現場でギリギリと知恵を絞ることが如何に………的GOALは何だったのか、それを意識できていないことにあるように思う。 そもそも「目的」は何なのか、このIssueに対して極めてClearな視界を与えてくれる。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
とにかく読みやすく、面白い。
読んでみると、冒頭からハリウッド映画のように
物語に引き付けるようなシナリオになっていて、
あっという間にのめり込んでいる。
「TOCについて書かれている著書」であることさえも
忘れてしまいそうになるくらいである。
終盤に少々冗長であるようにも感じたが、
TOCを知らなかった私には、
理解しやすく大変ありがたい著書であった。
同時に、この内容は日本の製造業(とくに自動車業界)で
既に取り入れられているものではないかとも感じた。
日本の製造業の凄さ・すばらしさを再認識した。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
毎日、工場のラインに立っている私にとっては、目新しい情報はなかった。本当に米国の工場では、こんな悠長なことをしているのだろうか?この本に出てくる工場は日本の財政・行政を見るようだ。官僚主義と前例主義の呪縛につかまっている。この本を読んで、ゴール(目標)とプロセス(制約条件)を見極めてほしい。
このレビュアーはお薦め度を2としています。
工場での業務改善の様子が物語風に書かれている。
工場の専門知識がなくてもわかるようになっており、文体も話し言葉がほとんどで会話をしながら主人公と一緒に学んでいくという形式になっているのでとても読みやすい。
企業や工場の本当の目的な何なのかというところから、根本的な問題を見つけ、その見つけ方を解明し、問題を解決する方法を探していく。小手先だけの解決ではなく、パラダイムシフトが重要だということが言わ………るほど!確かに!という感動が次々に浮かんでくる。
また、この思考プロセスは特定の工場だけでなく、会社全体や人生においても同じことが言えるのではないかと思われる。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
事実関係を編集部に問い合わせるまでもなく、日本語の誤用が多すぎる。一文のなかで、あるいは文節のなかで、いつのまにか主語が変わっているという初歩的なミスも多い。翻訳をしたのが翻訳家ではないのが救い?だが、編集者の責任は大きいと思う。せっかくの良書を、なぜもっと優秀な翻訳者に訳させなかったのか疑問であるし、残念でもある。
このレビュアーはお薦め度を1としています。
この書評の本は・・・・・ ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か