生産現場でのワークフロー改変を狙ったTOC(制約理論)を物語の中に紡ぎ入れ、より一般への理解促進を図った書籍。500ページ超と物語として非常に長いのが難点ではあるが、小説の中に自らの理論を組み込むというアプローチはユニークでとてもわかりやすく、具体性もある。通常理論というものは抽象的になりがちな側面があるが、生産現場を舞台にしているだけに、マネジメントに携わる人にとっては、少しの味付けでいかように………自身、現在進行形で頭を悩ませている。最後の方で思考プロセスについて触れられているので、もしかしたら次回作でそういった課題に関するヒントが得られるのかもしれない。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
TOCという工場全体最適化の理論を小説スタイルで紹介することとして有名な本であるが、それ以上に、教育とは何なのかということが述べられた本だと思える。 工場閉鎖の危機に直面した主人公はなんとか工場を救おうと、かつての大学恩師であるジョナ先生-物理学者である著者がモデルになっているのであるが-に救いを求める。そのジョナ先生は自分の理論を使って主人公の危機を救ってあげたいと考えるが、しかし手取り足取り………ョナ先生のときにじれったく、いじめにも似た教育問答の狙いはそこにある。 TOCだけでなく、コーチングや教育一般に関心のある読者なら一気に読める、すばらしい作品。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
けっこう乾いた感じの内容かと思っていたが、読んでみたら気持ちが入ってしまい、TOCがどうというよりは小説として面白かった。
シリーズも続けて読んでみたいと思いました。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
この本はただのビジネス書ではなく、物語(しかもとても日常的)で構成されているのでとても読みやすい。
主人公の仕事が製造業で、著者もその経歴なため一見すると
「製造業?私は企画職だから関係ないわ」「営業には関係ない」「私は学生だし関係ない」
と誤解されがちだがこれは社会で生活を営むすべての人に何かしら参考になると思います。
ただ、この本に書かれているのはほんの「気づき(=スタート地点)」
なのでこれを鵜呑みにはしないで欲しい。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
この本は、海外のMBAの多くで、副読本として読むことを薦められる本。著者は、物理学者のゴールドラット博士。博士は、この本でおきた工場の改善ができるシステムのプロモーションをするためにこの本を書いたけれど、いざ発売してみると、そのシステムを買うより、この本を読んで実行した方が良い成果が上がる工場が続出し、博士の会社は解散することに。
それだけ目からうろこの考え方が満載。また、ストーリがしっかりしているので500ページあってもスラスラ読める名著。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
英語の原書を読みました。 University of North Carolina, MBA のOperation の授業がスタートする前に完全に読んでくるようにとの指示が、敬愛するProfessor Clay Whybarg からあり、レポートに追われる毎夜の合間に泣きながら読みました。私はそれだけの価値はあったと感じます。この本は 1.物語自体が非常に人情味あふれていて面白く、2.Opera………ンジしてください。原書は、引き込まれそうな魅力を持ち、語彙が豊富でなかった私でも楽しめましたので、「英語はちょっと・・・」と思われる方も十分楽しめると思います。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
小説的なストーリー仕立ての中で具体例を紹介しながら、
経営における問題解決の手法を解説してくれていて面白い。
夢中で読んでいるうちに、制約条件の何たるかが
「自然に」つかめてきます。
しかし、この本のよさは、知識の提供だけにとどまりません。
企業のめざすものは究極的には何なのか、
仕事と家庭のバランスはどうとっていけばよいのか、
自分自身の問題としてあらためて考えさせられる。
問題意識を育てる機会を読者に与えてくれるいい本です。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
日本で話題になったのは、もう何年も前の一冊だが、当時の輝きはいまだ衰えていない。
TOC(制約条件の理論)の紹介小説という位置づけだが、問題解決に立ち向かい、困難に打ち勝つという、古典的な小説の構成を踏襲しているため、読んでいて飽きない。
経営工学の考え方がこの本のメインテーマではあるが、その手の手法は今、日常生活中の色々な部分で応用されようとしている。
切れ目なく新刊の出る主婦向けのスケジュー………るつもりだ。
続刊の「思考プロセス」の方も読んで、実用化し、私の日常生活の全体最適ができれば。
この著者の作品があれば、それも不可能ではないと私は考えている。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
この書評の本は・・・・・ ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か