二十一世紀に生きる君たちへ (併載:洪庵のたいまつ)の書評

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9 声を出して読みたい  17 point獲得のBEST書評  支持率 94.44 %

小学校6年生の国語の教科書として書かれたものなので、易しい言葉の中にも とても重くて深い意味のある文章です。 さらっと読んで5分〜10分の文章ながら、10ヶ月もの推敲を重ねて書き上げたという 本書は読んでいくうちに、胸の奥からグゥオオオオ・・・っとこみ上げてくるものがあります。 21世紀を生きていくであろう者に対するメッセージあるいは遺言のように思えました。 そこからはバブル絶頂の当時、著者が残したこの国の将来、若者の未来への憂いが 伝わってきます。 簡単な文章、大きな文字、せっかくなのでゆっくり声を出して読むといいと思います。

このレビュアーはお薦め度を5としています。

10 生を慈しむメッセージ  17 point獲得のBEST書評  支持率 89.54 %

司馬遼太郎氏が1989年に小学国語の教科書向けに書いた2作品を収録。氏が子どもために書いたものはこの2つのみだという。本書は2001年に刊行されたが、こんな時代に再び注目を浴び、広く読まれるようになったことには、何か見えざる力が働いているようにも思えた。   ・人間の万能感への警鐘―自然への尊敬の念を抱くことが、ひいては人間同士の尊敬につながること   ・自分に厳しく相手にやさしい自己、すなおで………大江健三郎氏といった人たちも、子どもに向けたメッセージを執筆している。自分の同年代では、誰が後々そうしたことの担い手になるのだろう・・・とふと考えを巡らせた。

このレビュアーはお薦め度を5としています。

11 某テレビ番組でこの本を知った。  16 point獲得のBEST書評  支持率 64.04 %

学問をする中で、過去を振り返り、今の自分を考える。この本から学ぶ時の、この学びのプロセスをすべての勉強に用い、この心のゆとりを持ってやることが、本当の「ゆとり教育」だと私は考える。しかし実際の学校教育はどの科目も勉強というものの説明もなく、ただ暗記させるだけの無機的な勉強をさせているところが多い。現代の子供達には学校に来る・勉強をする目的、意味のような『根本の理由』を教えてあげることが今一番大事な………がっているのではないかと私は考える。現代の子供達は、「根本の理由」を最も知りたがっているのではないだろうか。(話が大分それたが、この場をもって書いてみました。)

このレビュアーはお薦め度を5としています。

12 本文と写真の相乗効果。永久保存版です。  15 point獲得のBEST書評  支持率 100.05 %

 何度読んでも、いや、読めば読むほどに、胸が、目頭が、熱くなります。  司馬さんが、我々すべての大人の気持ちを代弁してくださっている。そんなふうに感じます。  小5の子供のために購入しましたが、当人は感心こそしていますが、いまひとつ本質的なところまでの理解には至っていないようです。「これから先、何度でも読め」と言いました。年齢相応に、感じ方も深くなっていくことでしょう。  さらに特筆すべきは、随所………こうあん)のたいまつ」併録。  本の体裁は、絵本のような形をとっています。厚い表紙に、中身は光沢のある上質紙。「永久保存版」の本書にはもってこいだと思います。

このレビュアーはお薦め度を5としています。

13 内容は最高ながら…  14 point獲得のBEST書評  支持率 63.64 %

本書は大きな話題をよんでいるだけあって内容はとてもよく是非多くの子供達に読んで欲しいと思う。特に、後半の「洪庵のたいまつ」は拝金主義の蔓延している今日の日本人にとって充分示唆に富んでおり、感動した。 また、本書に掲載されている写真(私は特に桜の花)がとても美しく、本来日本という国、そして日本人の持つ美しい自然や文化、高いモラルを取り戻さなければいけないような気持ちが湧いてきた。 ただ、本書のボリュームと比較すると、やや価格が高いような気がする。広く子供達にも読ませるべき本であるだけに、子供の小遣いで購入することができる価格帯にすべきであろう。

このレビュアーはお薦め度を4としています。

この書評の本は・・・・・ 二十一世紀に生きる君たちへ (併載:洪庵のたいまつ)