「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉 (光文社新書)の書評

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25 公認会計士だからこそ会計・監査の限界を知っているのはむしろ当然ともいえる。  4 point獲得のBEST書評  支持率 57.14 %

 医師ならば医学・医療の限界を痛感しているので、「あまり医療に頼らない方がよいですよ」というような事を言い出したり、そうした内容の本を出す医師も実際に多い。弁護士も「あまり法律で割り切ろうとしないほうが良いですよ」と言う人は少なくない。本著者もそうした思考の持ち主らしく、会計の専門家として会計の限界について色々な方法で表現している。  しかし、アドホックな書名と内容には、著者の読者に対する敬意があまり感じられないように私には思える。出版社の方針なのか?、編集者の意見なのか? 

このレビュアーはお薦め度を3としています。

26 数字の妙と言葉の妙  3 point獲得のBEST書評  支持率 75.04 %

上巻をすでに読んでおり、続きが気になったので手に取った。 さおだけやに始まり、会計から入ったシリーズだが、 最終的には数字以外のことを多く学んだような気がする。 上巻では、数字のみにスポットをあて、そこから見えることを。 この下巻には、数字のカラクリよりも、 同様のことを俯瞰してみた場合どうなるかということが書いてある 上巻が、 「食い逃げされてもバイトは雇うな」 で、終わっているのに対し、………ろうが、 個人的にはとても面白く読めた。 どうやら、「女子大生会計士の事件簿」の冒頭らしいので、 会計を楽しんで学習するために、そちらも読んでみようかと思う。

このレビュアーはお薦め度を5としています。

27 読む人によって評価は異なるでしょう!  3 point獲得のBEST書評  支持率 60.04 %

本書(下巻)の評価は、読む人によって異なると思います。 というのも、『食い逃げの多いラーメン屋の店主』は、バイトを「雇う」か、 「雇わない」かを、 ・上巻では、会計的な行動で「雇わない」と判断し ・下巻では、非会計的な観点から「雇う」を正解と されております。 これらの詳細な説明は、本書の中(第2章,第3章)でされているのですが、 著者は「はじめに」の部分で“できれば読んでいただきたいのですが、小………とです。 この(第2章,第3章)を読まないと、下巻の内容は理解できないでしょう。 とは言っても、かた苦しく読まなければ、充分楽しめるのではないかと思います。

このレビュアーはお薦め度を4としています。

28 「会計信仰」への反発をもっとストレートに書いてほしかった  2 point獲得のBEST書評  支持率 40.04 %

 160万部のミリオンセラー「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」を書いた公認会計士による最新作(2008年1月)。帯には「さおだけ完結編」と書かれている。  完成までに相当な苦労を要したことが「あとがき」にも書かれているが、文章からもそれがわかる。著者は「会計信仰」への反発に対する「強すぎた想い」を是正するため書き直しを行ったというが、むしろストレートに「想い」を表現してほしかった。もし、書き直しに………会計・非会計の話にかぎらず、ビジネスにおいても、生活においても、大事なのは複数の視点を常に持つことです。」として締めくくっている。完結編という紹介に偽りはない。

このレビュアーはお薦め度を3としています。

29 会計の限界を知るための読み物としてよい  2 point獲得のBEST書評  支持率 66.74 %

氏の三部作の中では、これがいちばんよい。特に、粉飾会計をして利益を増やすことへの手法の言及は多いが、この本で扱っている利益を減らす方の手法についての説明は目新しい。 特に数字中心主義、計画中心主義の限界について、わかりやすく説明をしているのはいい。 注文をつけると、やはりばらばらとした読み物という印象はぬぐえない。何かのフレームワークで整理をして、より全体感をつけてくれると、☆5つ。 次回作に期待したい。

このレビュアーはお薦め度を4としています。

30 数字と会計について考える  2 point獲得のBEST書評  支持率 66.74 %

この本の目的として、著者が挙げているのは二つ。 数字に惑わされず考える力を鍛えることと 会計に対する誤解を解くことです。 まず「禁じられた数字」、すなわち 結論ありきで「作られた数字」、 関係がないのにありそうに見せかける「関係のない数字」 根拠がないのにありそうにみせかける「根拠のない数字」 計算ではうまくいくけれど実際には役に立たない「机上の数字」 の四つについて、説明されています。 これ………ていて 単なる販促的うまさだけではなかったのだと、もう一度うならされました。 会計も数字も苦手ですが、具体的な説明に なんとなくでもわかった気になれました。

このレビュアーはお薦め度を5としています。

31 さおだけ屋シリーズ(?)の中でナンバー1  2 point獲得のBEST書評  支持率 66.74 %

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」「食い逃げされてもバイトは雇うな」共に読みました。 100万部を超えるベストセラーという割にはちょっと期待外れでした。 前2作が期待外れに終わったせいで、過剰な期待をしていなかったためでしょうか、今回の 本は面白かったです。 思考するためのテクニックとして二分法というのが紹介されていました。 読んだビジネス書がおもしろかった場合、著者はその理由が「共感できた」「………たと感じたのだと思います。 また、あとがきに「この本のもともとの原稿は毒舌で挑戦的だった」とありました。 毒舌好みなのもおもしろいと思った理由かもしれません。

このレビュアーはお薦め度を5としています。

32 よく考えて工夫している  2 point獲得のBEST書評  支持率 66.74 %

 ヒット作の2作目3作目となると、だんだんと出がらしっぽくなってくる場合ももある。しかしこの本の著者は、自らテーマを設定し、上下巻にわたって構想を練り、それから書いていることがうかがえる。  トリッキーなタイトルで耳目を集めたが、中身はまっとうだ。若手社会人全般に薦めたい。

このレビュアーはお薦め度を5としています。

この書評の本は・・・・・ 「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉 (光文社新書)