マーケティングを軸とした経営戦略書かと思い購入したけれども、ぼくにとってはマーケティング的な視点は目新しくなく(さもいうと退屈)、むしろ戦略を実行する際のマネジメント(コミュニケーションのあり方など)の実行手法に関する記述が貴重だった。
特にNYPDによる、NYの治安改善に対する取り組み事例は、非常にわかりやすかった。
前半部分でくじけそうになったら、第3部以降だけでも読んでみてほしい。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
本書のテーマはタイトル通り『競争の厳しい既存市場(レッド・オーシャン)から、競争のない未開拓の市場(ブルー・オーシャン)へ乗り出そう』。と、ここまで見ただけで本書の雰囲気は胡散臭い。「ブルー・オーシャン」の説明に終始した内容になっているのではないかと誤解する人もいるかもしれない。ところが読んでみると、そうした期待はずれ感は一切なし。本書は、従来のビジネス戦略マニュアルが通用しない「未開拓の市場」「………な本である故に、一読しただけでフレームワーク毎の使い方を体得するのは難しいかもしれない。が、これから、本体系に基づいた様々なビジネス書が登場しそうな予感がする。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
スポーツの試合では勝者がいれば敗者がいますが、ことビジネスに関しては、必ずしもそうとはいえません。しかしレッドオーシャン戦略(旧来の競争戦略)ではゼロサムゲームを前提に供給者寄りの視点で議論されがちでした。著者のいうブルーオーシャン戦略とは、技術イノベーションではなく「バリュー・イノベーション」を成し遂げ、まだ競争相手のいない新市場を創造するやり方です。具体的には、顧客視点で、従来まで提供されてき………した。ゼロベースで考えるということの大切さが再認識させられました。巻末の資料のパートも、代表的な業界のバリュー・イノベーションの歴史が語られていて興味深いです。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
本書は、競争が激しい市場への参加を避け、競争のない新しい市場を
開拓することを訴えるビジネス書…ではある。
世界で何百万部売れたかは知らないが、経営学を少しでも学んだ方な
らば、本書の大半に退屈を覚えることは間違いない。
掲載されている「フレームワーク」などは経営学のそれに似たものば
かりである。
但し掲載されているシルクドソレイユやQBハウスなどの事例は、一
読の価値はある。
競争のない市………事例以外
は完全に期待はずれ。
経営学に興味を持ち始めたくらいの方にはオススメできるが、もし少
しでも経営を学んだことがあれば、時間をかけるだけ無駄だと考える。
このレビュアーはお薦め度を2としています。
既存の市場をレッド・オーシャン、未開拓の市場をブルー・オーシャンとし、そのブルー・オーシャンでどのように市場を開拓していくかについて書かれた一冊です。色々な業界の研究がされていました。シルク・ド・ソレイユは「サーカス」なの?「舞台」なの?「ショー」なの?顧客はそこにはこだわらずに結果としての「楽しみ」を求めている。その楽しみを価値として提供する事ができるから、競争が起こらないのだ。既存の枠組みを外………戦うかを考えられますよね。 自分がいまいる会社はどうなんだろう? 大企業ではないけど、市場のしがらみは大きいな。 ブルー・オーシャンを目指さなくては。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
非常に<やる気>のでるマーケティング論という感想です。
「競争のない世界を創造する」
勝ち組・負け組ではないですが、いかに勝つかを日々考え疲弊した頭には、
“ブルー・オーシャン”という名前の印象はさわやかです。
内容は、
−既存市場の競争原理と違う市場を、いかに速く立ち上げるかという思考・方法論が書いてる−
と簡単にまとめることもできますが、“一度試してみてもいいな”と思わせるような成功例が………な海へ漕ぎ出すことを考えることの爽快さを思い出させる、
十分な機会になる本だと思います。
他人の切り開いた航路をいかに手際よく進むかだけでは面白くないですから。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
なぜこの本が受けているのであろうか? それはネーミングに尽きると言わざるを得ない。筆者が主張していることはすでに言い古されたものばかりであり、中核コンセプトであるブルーオーシャンも、乱暴に言えばポーターらポジショニング・スクールの主張=競争のない土俵を探すこととまったく同じである。
昨今、何の変哲もない主張をネーミングだけであたかも新しい概念であるかのように売り出す書籍が多いが、これもその1つではないだろうか。
このレビュアーはお薦め度を2としています。
これまでの経営戦略論とはまったく異質で(優れた)新理論を提起し、その具体的なノウハウにまで言及した一冊、という著者の触れ込みは、前書きや目次だけをみると、そのとおりの本だと思わせます。特に、第1部の戦略概念と基本的なツール(アクションマトリクスや価値曲線など)は、経営戦略を考えるヒントとして有益な内容だと思います。
しかし、著者が胸を張る第2部以降の「具体的な手法」は、言うほど具体性はなく、しかも………永遠にエクセレントカンパニーでいられる万能な経営戦略などないわけで、数ある経営戦略論のうちのひとつとして、使えそうな箇所だけを活用するのがよろしいかと思います。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
この書評の本は・・・・・ ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)