大前流心理経済学 貯めるな使え!の書評

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1 少々期待はずれ  45 point獲得のBEST書評  支持率 76.34 %

タイトルとコメントを読み、大いに期待して出版を待ってをいたのだが、内容はマクロ的な話ばかりで少々期待はずれであった。1,500兆円の個人金融資産が動き出せば、その経済効果が大きいのは理解できるし、またそれが動かないのは、「不安心理」が原因であることも分かる。そして、この「不安心理」を取り除くためのマクロ的提言にも同意できる。しかし、個人としてどのように行動すべきかについては、資産運用について必至に勉強すべしと言うだけである。著者が開講している「株式・資産形成講座」を受講せよということなのか・・・。

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2 常識を疑え!  22 point獲得のBEST書評  支持率 66.74 %

世の中の常識と長いものに巻かれろ主義が、どのくらい日本に打撃を与えて来たかが、よく理解できる内容です。 個人の行動力の集積が、如何に大きなインパクトを生み出すか、目から鱗が落ちる思いがします。

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3 説得力はあるが、心には入ってこない  21 point獲得のBEST書評  支持率 77.84 %

事実をきちんと整理・解釈して、ソリューションを提供するのはさすが大前さん。 大前さんの言っているインパクトが起こったら面白いかもと思います。 ただし、本を読んだ人が個人資産金融を使うかというとそれは別の話。 資産運用の勉強はしたらいいんだろうなぁと思っていても、 勉強の優先順位が上がるほどの内容ではありませんでした。 説得力はあるが、心には入ってこないのは、 節々に自分の考えについてこれない日本人への 愚痴めいた感情が見え隠れしているからでしょうか。

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4 数字の遊び  6 point獲得のBEST書評  支持率 66.74 %

日本の個人金融資産は約1500兆円。 現在は低金利に甘んじていますが、それを5%で運用できれば、国家予算に匹敵する75兆円を毎年創出できます。 そのために、資産運用を学びなさい、というのが本書の主張です。 ロジカルシンキングを標榜する著者にしては、やや議論が粗すぎる気がします。 確かに、金融資産は1500兆円あるとはいえ、 ・既にリスク資産として保有されているもの ・万が一に備えて手元に置いて………ーゲットとする読者層にミスマッチが生じ、多くの読者にとっては、数字のお遊びのように感じられるのではないでしょうか。 参考になる記述も多かっただけに、残念です。

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5 著者の明晰さを知りつつ敢えて表現すれば、浅薄‥かな?  5 point獲得のBEST書評  支持率 62.54 %

 心理学を経済学に応用した分野は比較的最近発達してきた分野であるが、しかし充分に専門家達の議論によって内容が深化されている領域でもある。大前氏は以前より、関連書籍を数刷読めば、もうそれでその領域の専門家である‥と公言しているが、それは周囲の素人に較べればよく知っているとの意であろう。  本書は、心理経済学を知らない一般大衆に向けて、大前氏なりに咀嚼した心理経済学のエッセンスをまとめた内容なのであろ………ておらず、その政策サイドの議論ですら、ようするに貯まりに貯まった個人金融資産を使え!との内容だけである。発言のための発言に終始している。立ち読みで充分である。

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6 井の中の蛙大海を知らず  4 point獲得のBEST書評  支持率 50.04 %

平均寿命は世界トップ。 死ぬまで財産を殖やし続け、ピークは死ぬとき。その金額は3,500万円。 誰に残すかは、最後まで決めていない。 イタリア人は死ぬときはほとんど財産は残さず、アメリカ人の財産ピークは47歳。 日本人にとってあたりまえのことが、世界視点から見直すと違って見える。 1500兆円の金融資産も、世界レベルで運用すれば1%なんてことはないはずなのに、大量 に発行された国債のために、低利………同じように、衰退していくしかない。 啓蒙というより警告の書だ。 心理経済学も良いネーミングだが、われわれの抱く常識を軽々と事実で破いてみせる。 ここちよい。

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7 国家政策ブレーン向け?  4 point獲得のBEST書評  支持率 80.04 %

著者の提言はすばらしいと思いますが、購入してまで読む内容ではないと思いました。1500兆円の個人資産のほとんど所有者は人生の折り返しを過ぎた人たちでしょうから、50歳過ぎの人間の考え方(パラダイム)を変えるのは無理。 「投資を国技に」は、本当にその通りで重要な政治課題。松下幸之助氏が生前に、無税国家論を唱えていました。当時(今もですが)賢い国の指導者が現れればそのように国を運営することは可能だと思う。

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8 あなたは行動する?、それともしない?  4 point獲得のBEST書評  支持率 100.05 %

 著者から日本人への最後の助言。そんな印象を受けた。  世界経済に対する日本の存在感が薄れて久しい。かつて世界を席巻したジャパンマネーは鳴りをひそめ、東京の株式市場は米国の住宅ローン問題で右往左往する始末。  今は昔、日本を目指していたアジアの国々も、急速に経済発展の足を速め、日本を追い抜きつつある。だが、少子高齢化、学力低下に悩まされる日本には、それらの国々に対抗する術もない。暗澹たる未来しか………一緒に沈まざるを得ない者と、他国に活躍の場を求められる者。どう考えても、著者は後者だ。だからこそ、日本人への最後の助言と感じてしまう。  さあ、今こそ決断の時。

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